インターネットでの依頼ありがとうございます。
本日は山武市椎崎のU様邸に単三切替工事で伺いました。
現在は単二30Aでご使用中。契約アンペアを50Aにしたいそうです。
単二の東電ブレーカーで30Aはカバーが緑色です。
ご承知の通り、単二(2芯ケーブル)で幹線がVVF2.6m㎡ケーブルでは30Aが限度なので、50Aに変更ができません。単三(3芯ケーブル)切替工事が必要となります。
電力計(東電が交換)・メーター盤・引込配線・分電盤すべて単三用に交換となります。
当店では幹線にSV14-3C(14m㎡3芯)を使用しております。
将来のオール電化住宅にも対応できますヨ(^^♪
工事店さんによっては幹線にSV8-3Cを使用するところもあります。
昔のメーター盤は木製でしたが、今はプラスチック製を使うのが一般的です。
東京電力が単三用電力計を後日取り付けます。
さて、幹線ケーブルの交換ですが、そんなに簡単ではありません。
メーター盤から分電盤まで、ケーブルを交換しなければならない為です。
今回のお客様宅は分電盤が洗面所に設置してありました。
浴室に点検口があれば良かったのですが無かった為、洗面所に新たに設置しました。
分電盤の近くに点検口を設置する理由がもうひとつあります。
それは、新たなコンセントを分電盤から配線するときに、作業がしやすいためです。
点検口も自分で取り付けました\(^o^)/
東京電力で工事後、50Aの東電ブレーカーが一番左に入ります。
コンセントの真上からはケーブルが入らなかった為、一部が露出配線となりました。ご要望によりモール設置も致します。
最大の問題が、2階の奥にある増築したこちらの和室。
将来、エアコンを設置したときに使えるように、専用コンセントに切り替えて欲しいとの事。
幸いにも床が畳でしたので、一枚上げてみました。
このコンパネに穴を開け、VVF2.0mmを挿入。1階の天井裏から見えたので、釣竿に似たスリムフィッシャーで引っ掛けて引き寄せました。
やりにくい所で大変な作業でしたが、分電盤から引いてきたケーブルをうまく取り出すことができました。
コンセントの接続を切換え、専用コンセントになりました。
露出配線にすることなく、うまくできました(●^o^●)
最後に絶縁抵抗計で漏電チェックをして作業終了です。
東京電力に申し込みをしてから、一週間~10日程度で東電工事。
その後、東電検査終了ですべて完了となります。
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