みなさんこんにちは。 今回は井戸ポンプの漏電調査からポンプの交換までをご紹介させて頂きます。
漏電調査依頼を頂き現地確認をさせて頂いた所、外にある防水コンセントが原因かもと推測し、使用されていたコンセントプラグを外し漏電調査した所、分電盤から防水コンセント間に不具合はありませんでしたが、コンセントを接続するとブレーカーが落ちてしまうので、接続されているケーブルをたどってみると地面に埋まっていました。
付近を確認すると少し離れた所(上写真右隅)に井戸ポンプがありました。
絶縁抵抗計で測定してみた所、写真の数値0.07MΩ(メガオーム)と表示されました。今回のお客様はご使用されていいる電気(電圧)が300V以下のご契約なので、表示される値が0.1MΩ以上の値が表示されなければならないので、ここが漏電箇所となりました。計測している線は、井戸水を吸い上げる地中深く?のポンプと断定をし、お客様へご報告させて頂きました。井戸ポンプ交換となると通常では、水道屋さんの工事かと思われる所ですが、後日、ポンプ交換作業をさせて頂きました。
建物と建物の間に作業用の足場(ローリングタワー)を設置し、高所作業車にて井戸ポンプ配管の引き抜き準備完了状態です。作業用の足場の素材が鉄の為重く、疲れて腰かけているオヤッサン(会長)を撮影してしまいました。
引き上げた配管とモーターです。
高所作業車を使用し、この様に引き上げ作業を行いました。通常電柱で高圧電線(電柱の一番高い所の線)工事を行う時に使用される作業車です。最大15m位高い所で作業ができる車なので、配管を途中で切断する事無く作業する事が出来ました。
新しい水道用の配管です。1本の長さが4m位あるので作業用の足場がとても助かります。(この配管を3本と2m程度の配管を繋ぎ合わせて作業致しました。)
新しいポンプ本体と配管をつなぎ合わせているのは社長です。
配管接続完了です。呼び水を用意して…
実際に水を出してみました。最初なので少し水が濁っていますが…
この様に綺麗になりました。
私は、今回初めて井戸ポンプの交換作業をさせて頂いたのですが、電気屋さんなのに、水道工事までこなしてしまうオヤッサン(会長)と社長のを改めて凄いなーと感動してしまいました。水道管の接着や配管のルート(長さ確定の仕方)等、とても素早く簡単そうにやっていました。自分も早くあの様になれる様に撤去した配管で練習しようと思いました。
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